北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記はミレニアル世代だが、37歳の独裁者は最近の若者に寛容ではない。金体制の機関紙は先日、国内の若者に純粋な北朝鮮語を話すように命じた。それが意味するのは、認められていない外来語を取り除くことだ。そうした外来語は韓国のポップミュージックやドラマから引用されたとみられている。韓国政府の諜報(ちょうほう)機関による最近の議会報告によれば、北朝鮮の人々はボーイフレンドを意味する韓国の俗語「ナムチン」ではなく、「ナムドンム」(「男性パートナー」の意)を使用するよう指示されている。北朝鮮紙は、こうした文化的、イデオロギー的な過ちは銃を持った敵よりも国にとって脅威だと記している。