現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
29万部の大ヒットを記録しているベストセラー『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
リスクを「感じる人」「感じない人」
――同じ条件でも「チャレンジできる人」と「リスクを怖がる人」に分かれますよね。あの違いはなんだと思いますか?
ひろゆき氏:「ストレス耐性の違い」だと思いますけどね。たとえば、外資系投資銀行で年収何千万円を稼いでいるとして、バリバリ働ける人と命を削る人がいます。
そして、ストレス耐性は、遺伝や幼少の頃の環境が要因で決まると言われています。厳しい労働でも耐えられるかどうか、人間関係を気にしないかどうか。これらは、人生の早い段階で決まってしまっているそうです。
――そう言われてしまうと救いがないですね……。
ひろゆき氏:自分で見極めるためには、「失敗話をできるかどうか」が基準になります。何か大きな失敗をしたときに、カッコつけて言い訳を考えたり隠したりするような人は、ストレス耐性が低い。逆に、開き直って正直に面白おかしく語れる人は、ストレス耐性は強いですね。
とはいえ、実は1つだけ、性格を変えるとっておきの方法があるんですよ。
起業家精神に生まれ変われる食べ物がある?
ひろゆき氏:公園の「土」を食べるんです。
――「土」ですか?
ひろゆき氏:はい。順を追って説明しますね。日本では「妊娠中は生肉やチーズを食べないでください」と言われます。なぜかというと、「トキソプラズマ」という寄生虫が含まれている可能性があるからです。それが赤ちゃんに影響を及ぼしてしまうんですね。
で、ヨーロッパでは、生肉やチーズを食べる文化があるので、妊婦さんも結構の確率で食べてしまいます。
どうやら、「トキソプラズマ」に感染してしまうと、「反射神経が鈍る」「鈍感になる」という効果があるようなのです。何を言われても平気な人は、もしかすると「トキソプラズマ」の影響なのかもしれません。
――それと「土」がどのような関係があるのでしょう?
ひろゆき氏:「トキソプラズマ」は、元々は猫のフンに含まれています。それがネズミによって広がり、生肉やチーズへと伝染していってしまうのです。
ということは、山や公園の「土」には、猫のフンがたくさんあるので、「トキソプラズマ」がある可能性が高いんです。
僕も、幼少の頃は、山や公園にあるものを平気で口に入れる少年だったので、もしかすると感染しているかもしれません(笑)。だから、起業することも、人から訴えられることも、わりと平気で不安を感じないかもしれない。
――なるほど……。
ひろゆき氏:実際の研究でも、「トキソプラズマ」に感染した人は、他の人に比べて「起業したいと思っている」「リスクをとることが平気だ」などの傾向があることがわかっています。相関関係があるだけなので、直接的な影響があるかどうかは、まだ仮説段階のようですが。
でも、僕自身は実感として、それがあるような気がしています。なので、性格を変えたい人は、ぜひ公園に行って「土」を食べてみてください(笑)。おなかを壊すリスクはあるので、強くおすすめはしませんが。
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本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。主な著書に、29万部を突破した『1%の努力』(ダイヤモンド社)がある。