電気自動車(EV)メーカーの米テスラが26日発表した4-6月期(第2四半期)決算は利益が過去最高に達した。自動車業界では世界的な半導体不足が続いたものの、テスラへの影響は比較的小さかった。売上高は前年同期の2倍近くとなる約120億ドル。純利益は11億ドルで、8四半期連続の黒字となった。ファクトセットがまとめたアナリスト予想では売上高は約114億ドル、利益は約6億ドルだった。4-6月期の生産台数は20万6000台を超え、新型コロナウイルス流行の影響で生産や消費が抑制された前年同期の2倍以上となった。半導体不足を巡っては、1-3月期は新たなチップへの切り替えや新規サプライヤーが製造するデバイス用ソフトウエアを開発することなどで乗り切ったという。
テスラ、4-6月期は過去最高益 生産も拡大
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