銀座Photo:PIXTA

緊急事態宣言の解除で
緩和される行動制限措置

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が9月末で解除となった。緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が続いた半年間、飲食店などの営業やイベント開催を対象に制限措置がとられ、経済活動に下押し圧力が働いた。

 宣言や重点措置の解除後も、飲食店などに営業時間の制限を要請している自治体が多いが、宣言・重点措置が発出されていた時期に比べ、営業時間は延長され、イベントなどの参加人数の制限も緩和されている。

 飲食店の営業時間は、自治体などの基準を満たす認証店を対象に、解除前の午後8時から午後9時までに延長された。イベントの参加人数は、解除前の「定員の50%以内かつ上限5000人まで」から、解除後1カ月程度は「定員の50%以内かつ上限1万人まで」とされた。