総選挙で波乱必至の「3つの選挙区」とは、宮崎謙介元議員が解説写真はイメージです Photo:PIXTA

激戦が予想される
注目の選挙区は

 19日に公示された衆議院総選挙。戦後初となる4年の任期満了を超えての選挙となりました。安倍政権から菅政権へそして岸田政権が誕生することとなり、この自民党政権の成果と今後のビジョンを国民が信認するという選挙になります。

宮崎謙介宮崎謙介氏

 そんな中、野党としては打倒自民党政権ということで、野党統一候補が一本化される選挙区が220にも上るという極めて異例な状況になりました。政策的に相いれない部分があるものの、まずは自民党を倒そうということで手を組んでいる姿は、かつての民主党政権奪取時の姿をほうふつとさせます。

 いずれにせよ、全てを決めるのは日本の主権者である国民なのですから、結果については10月31日の投開票を待つ他はありません。

 ありがたいことに、私のところにも選挙特番のコメンテーターとしてのオファーがいくつか来たのですが、日程調整できず断念することになりました。岸田文雄首相が選挙を11月7日にしてくれていたら、念願の選挙特番にも出ることができたのに……。唯一悔やまれることです。

 さて、そんな私事はさておき、今回の選挙で、私が注目する選挙区と候補者についてご紹介したいと思います。