ランドクルーザーは“威風堂々”のワールドクラス4WD。灼熱の砂漠、極寒の雪原はもちろん都会でも強い存在感を放つ。14年ぶりに登場した最新300系はすべてを新設計。エンジンはガソリンが3.5L、ディーゼルは3.3LのV6ツインターボ。日本仕様はダカールラリーの経験を生かしたGRスポーツを含め5グレード構成。すでに長いウエイティングリストを持つ超注目モデルだ。
新型300シリーズ
完全な新設計で登場
ランドクルーザーのフラッグシップ、新型300シリーズに試乗した。試乗車はZXとGRスポーツ。ガソリン、ディーゼルそれぞれのステアリングを握った。
誕生70周年のタイミングで登場した300系は、見てのとおりさらに派手になったフロントフェイスと、納車までかなり時間を要することが大きな話題となっている。新型は完全な新設計。約14年にわたり現役を務めた200系から継承したユニットはほぼ何もない。ボディサイズは全長×全幅×全高4985×1980×1925mm(ZX)。実際には旧型と同等ながら大きくなったように見える。