甘いものをひと口食べる

4つ目は、「甘いものを口にする」です。

怒り、焦り、不安、イライラなどにとらわれそうになったら、とりあえずアメやチョコなどの甘いものを口へ放り込む。これも古典的ではありますが、効果の高い気分転換法のひとつです。

糖質はたいへん吸収が早く、甘いものが口に入ると、ブドウ糖がすぐに脳に届くことになります。これにより、脳が一時的に満足して冷静さや落ち着きを取り戻すのです。また、甘いものにはセロトニン分泌をアップする作用があるため、これも精神をより安定させることへとつながります。

ですから、心や感情が乱れそうになったときのための“非常食”のようなつもりで、普段からバッグにアメやチョコなどを入れておくのもいいでしょう。また、自動販売機で甘い缶コーヒーなどを買って飲むのもいいと思います。

ただし、甘いものをしょっちゅう口にしていれば当然太ることになりますから、「困った状況に陥りそうになったときに、ひと口だけ」を守ることをおすすめします。