代表選挙は
大きな変革の機会
先の衆院選での大敗の責任を取り、立憲民主党の生みの親である枝野幸男代表が辞任することになりました。一人でポツンと始めた立憲民主党をここまでの規模とした氏の努力には敬意を表するのですが、一方で民主党政権下での失政の片棒を担いでいた枝野氏が野党第一党のままでは、立憲民主党は万年野党のままだろうと思っていた私としては、今回は大きな変革の機会になるだろうと予想します。
新しい顔になる方にはぜひとも、民主党政権での失敗の総括をするところから始めてもらいたいと思います。「ばらまき4K」と揶揄(やゆ)された「子ども手当」「高速道路無料化」「高校の無償化」「農業の戸別所得補償制度」の未達成や、その財源である国庫埋蔵金を掘り出すために行った事業仕分けの失敗など、まずはその原因などをはっきりと明示して、潔く頭を下げるところからスタートをすると、国民の見方は変わるはずです。
さて、代表選挙の立候補者の顔ぶれが見えてきましたね。逢坂誠二氏、西村智奈美氏、小川淳也氏、そして私のかつての好敵手である泉健太氏です。個人的には泉氏にはこの代表選には頑張ってもらいたいと思います。
いずれにせよ、新たな代表の下で、立憲民主党が野党として日本国のためにやるべきことは、大きく三つあると思います。