歴史を恣意的に
解釈する李在明氏
韓国の大統領は、帝王のような絶対的権力を握った大統領だとよく言われる。過去の帝王は自分の権威の確立、統治の正当化のため、しばしば歴史を改ざんしてきた。文在寅大統領が進めた積弊の清算、歴史の見直しはまさに帝王が行った歴史の改ざんと同じようなものである。これは中国の習近平国家主席が権力の永続化を狙って共産党第19期中央委員会第6全体会議で行なった「歴史決議」のミニ版であろう。韓国が中国と同じようなことをする国になったということである
文大統領は日本に対し、「歴史に謙虚になれ」という。その意味するところは、日本は韓国の歴史主張を認めろということだろう。しかし、これは無謀な主張だ。