昨今、テレワークやオンライン授業が一気に普及して生活リズムが変化したことで、気分がすっきりしなかったり、集中力が低下するといった「なんとなく不調」を感じる人が増えています。その原因は「体内時計の乱れ」である可能性が高いのです。そこで今回は、京都府立医科大学大学院医学研究科統合生理学教授・八木田和弘さんの著書『「なんとなく不調」から抜け出す!「2つの体内時計」の秘密』(青春出版社)から、「体内時計」と日常のパフォーマンスの関係について抜粋紹介します。
コロナ禍による生活リズムの乱れが不調を引き起こす
最近、こんな不調を感じることはありませんか?
・体がだるくて、仕事や勉強がはかどらない
・寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりする
・イライラしたり、気分が落ち込みやすい
病院に行くほどではないけれど、心も体もすっきりしない……そんな「なんとなく不調」の原因は、もしかすると「体内時計の乱れ」にあるかもしれません。