スマートエイジングライフ
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子
【第15回】 2012年12月10日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
著者・コラム紹介バックナンバー

飲んだ酒が抜けない体になってしまったら?
老化を食い止めるお酒とのつきあい方

 でも、肝臓を酷使した上で、このボディブロー的な食べ方をし続けたら、身体の老化を加速させてしまう。なんとか思いとどまるためにはどうしたらいいか?早い段階でちゃんと炭水化物をとっておく、という手もあるが、飲み会の途中に炭水化物、というのもなかなか難しいかもしれない。そうなると、理性との戦いだと思うが、誘惑に打ち勝つための比較的有効な思考法としては、「明日、気持ち良く目覚められる程度で終えておこう」と思うことだ。

 せっかくの楽しかった夜も、ラーメン1杯で翌日の自分をダルくさせたらもったいないではないか。我慢をしなくちゃいけない、と思うとつらいし、そのストレスがかえって摂食行動に結びつくこともあるが、「明日がもっと良くなるために必要なこと」と前向きな思考で考えると、意外と楽に欲望から逃れられるものだ。

 色々言ったが、笑いと共にある適度なお酒はタフなビジネスマンには欠かせないものだろう。心からの笑いは脳内から自律神経をリラックスさせるホルモンを分泌し、逆にストレスホルモンの分泌を抑えてくれる。お酒=悪なんかでは決してない。家で飲む際の飲み過ぎ防止には、おちょこやグラスを小さめサイズにして、口に運ぶ回数を多くすることで満足感を高めるのもひとつの手だろう。お酒は、後悔と共に、ではなく、楽しい記憶と共にいただきたいものだ。


◆編集部からのお知らせ◆

「最近、疲れがとれないなぁ…」「昔よりもモテなくなったなぁ…」
男の自信をなくす前に読んでほしい、当連載『オトコを上げる食事塾』の著者・笠井奈津子さんの新刊『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』が好評発売中!

忙しいビジネスマンこそ必見の“出世に効く食事力”。頑張っている人に読んでほしい1冊です。

笠井奈津子
[栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。
著書には『10年後も見た目が変わらない食べ方のルール』(PHP新書)、『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』(晋遊舎新書)、『甘い物は脳に悪い すぐに成果が出る食の新常識 』(幻冬舎新書)などがある。
公式サイト スリップストリーム(お問い合わせ)


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

「オトコを上げる食事塾 笠井奈津子」

⇒バックナンバー一覧