米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、インフレを抑えるため、2022年に少なくとも3回の利上げを行う可能性を示唆した。利上げが実行されるまで金利はなきに等しい状態が続くが、投資家は少なくない収入をもたらす魔法のような投資を警戒するべきだ。最優良債券の利回りが1~2%のときに、あなたはそれをはるかに上回る7%の年利回りを稼ぎたいと思っているとしよう。あなたは配当利回り7%の株を衝動買いするかもしれないが、株価が下がったら配当収入を上回る資金を失う可能性があるか、落ち着いて問うてみるべきだ。金利が0.06%しかない貯蓄口座の残高1万ドル(約113万円)から700ドルを引き出すのはいいが、それを7%の「利回り」と言うのはばかげている。その7%は利息収入ではなく、口座には9300ドルしか残らないからだ。
利回り7%のETFを警戒すべき理由
利回りが2%の世界で7%を稼ぐことは可能だが、この「ただ飯」の請求書がいつか来るかもしれない
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