正解は、売り。

移動平均線は、株価弱含みを示唆

 10ヵ月前、勢いよく上昇していた移動平均線は、その後、徐々に横ばいとなり、足元は下向きに変わりつつあります。途中で、デッドクロスが出て、13週移動平均線が26週移動平均線の上から下へ抜けています。

売買高増加を伴う株価急落は、売り急ぎを示す

 売買高増加が人気上昇を示すのは、株価が急騰している時だけです。急いで買いたいという投資家が多いと、売買高増加を伴って株価が急騰します。

 反対に、売買増加を伴いながら、高値圏から株価が急落する時は、悪材料をつかんだ投資家が大急ぎで売っていることを示します。今後、売りが広がってくる可能性もあるので、こういう時は売ったほうが良いと言えます。

(本稿は、『株トレ――世界一楽しい「一問一答」株の教科書』から抜粋・編集したものです。)