昨年はアマチュア投資家が金融市場を席巻した。ウォール街の投資のプロは今年、彼らの動きを注意深く見守っている。  かつて小口のデイトレーダーを「ダムマネー(愚かな資金)」と揶揄(やゆ)していたファンドマネジャーが、この集団が次はどこに向かうのか手掛かりを得ようとソーシャルメディアの投稿をつぶさに調べている。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の調査によると、ヘッジファンドの約85%、資産運用会社の42%が現在、個人投資家向けの掲示板を追跡している。