感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」から、とっておきのアドバイス。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!
自己肯定感がある人とない人の違い
きょうのひとことは、
「最強の自己肯定とは、自分を肯定しないこと」
最強の自己肯定とはなにかというと、それは自分を肯定しないということなんです。
つまり、自分を肯定しなければいけないと思わないことです。
じつは、自己肯定というのは、すごく難しいことです。
なぜかというと、自分を肯定できている人は最初からできてるし、逆に肯定できていない人は自分にないものを求めているからです。
自己肯定感のない人、あるいは低い人というのは、もともとないことを得ようとするから、生きづらさを感じてしまうのです。
自己肯定感は、もともとの生い立ちや性格、価値観といったさまざまなことに関連して、あったり、なかったりします。
いちばん大切なことは、無理に自分を肯定しようとしないこと、肯定しなくてはいけないと思わないことです。
自己肯定感のある人は、すでに自己肯定感が備わっているからこそ、いちいち自分のことを肯定しようとは考えません。
自己肯定感のない人は、「自分を肯定しなくてもいいんだ」と思ってください。
そう思って自分にいい聞かせているうちに、自己肯定について考えることが減ってくるかと思います。
あるがままの自分でいいのです。そこに肯定も否定もなく、ただ自分が存在しているということ。
そして、存在している以上は、自分の気持ちや環境をより楽しく変えて、人生を過ごしていけばいいだけの話です。
きょうのひとことは、
「最強の自己肯定とは、自分を肯定しないこと」
でした。
参考になったかしら?