ETFは、株式と同じように「価格×口数」で購入する

 ETFとインデックス投信では、「注文方法」にも違いがあります。

 投資信託の場合、「10万円分買いたい」「1万口買いたい」といったように金額や口数を指定して注文します。そして、基準価額がいくらで買えたのかがわかるのは翌日です。

 一方、ETFは株式と同じように「価格×口数」で購入します。売買単位は100口、10口、1口など銘柄によって異なります。

 たとえばTOPIXに連動するETFで売買単位が10口なら、TOPIXが180ポイントのときは1万8000円程度から投資が可能ということです。「1万円分だけ」といったように、金額を指定して買うことはできません

 そしてETFには、株式と同様、指値(さしね)・成行(なりゆき)注文や信用取引を行えるというメリットがあります。「TOPIXのETFが1800円を切ったら買うように設定しておく」といった買い方も可能なのです。