ハーバード大学のビジネススクールで「幸福感を管理する」という捉えどころのない技術を教える講座が人気を博している。将来、企業を率いる人材を教育するビジネススクールで、ディールメイキングや財務モデリングと並んで自分の感情を認識できるようにすることや幸福感の改善といった技術を教え始めている。一流の経営学修士(MBA)プログラムでは、幸福や人間関係、ワークライフバランスに関する講座が最も人気のある講座の仲間入りしている。こうした講座を多くの学生が求める背景には、ソフトスキルが求められていることや、バランスの取れた人生を送りたいという学生の願望がある。学校側にも、良い上司を養成したいという意図がある。ハーバード大でアーサー・ブルックス氏が担当する講座「リーダーシップと幸福」は180人の定員があっという間に埋まる。
ハーバードで人気、「ハッピーに働く」MBA講座
コロナ下にビジネススクールの学生が殺到、教えるのは「幸福感を管理する」技術
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