アントニー・ブリンケン米国務長官は17日、国連安全保障理事会の会合で演説。ロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っていると警告した上で、来週の米ロ外相会談の開催を呼び掛けた。ロシアはブリンケン氏の演説の数時間前、公式文書で米国に対し安全保障面で法的拘束力のある保証が得られなければ、「軍事技術的な措置」に出る可能性があると伝えていた。ジョー・バイデン米大統領は同日、ロシアは軍隊を移動させておらず、今後数日のうちにウクライナに侵攻する可能性があると指摘し、その危険性は高いとの認識を示した。バイデン氏は「ウクライナへの侵攻、攻撃の準備ができていることをあらゆる兆候が示唆している」とし、「私の感覚では、数日以内に起こるだろう」と語った。