ウクライナのドミトロ・クレバ外相は1日、中国の王毅外相と電話で協議し、ロシアとの停戦交渉の仲介を求めた。中国外務省がウェブサイト上で明らかにした。王氏は、中国はウクライナとロシアの対立を交渉で解決することを支持するとし、「政治的解決につながる、あらゆる建設的・国際的な取り組みを支持する」と語った。王氏は各国の主権と領土を尊重するという中国政府の姿勢もあらためて強調した。中ロは先月上旬に首脳会談を開き、結束することで合意したが、ロシアがウクライナを侵攻した後、中国政府はロシアとの距離を保とうとしている。習近平国家主席は2月25日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対してウクライナと交渉するよう呼びかけた。
ウクライナ外相、中国に仲介要請 ロシアとの停戦交渉
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