古来、龍神の力を借りた多くの先人たちが願望を成就させ、成功を手にしてきました。
だが、数ある神の中で、なぜ龍神だったのか。その理由は、龍神の持つ神としての特性にあります。
幼少期より龍をはじめとする見えない世界の存在たちの声を聞くことができ、延べ1万社以上の神社を参拝してきたスペシャリストが、龍神の力を借りて運を上げ、どんな望みも実現する方法を紹介した『龍神とつながる強運人生』より一部を抜粋、再構成して紹介します。

誰もが持つ2つの「天命」とは?

【強運な人は知っている】人の「天命」は35~40歳で種類が変わる。人生の後半を輝かせる天命の探し方とは? 大杉日香理(おおすぎ・ひかり)
著書累計発行部数30万部を超えるベストセラー作家
事業開始10年間で参拝した神社は、延べ1万社。経営者に向けて、歴史を基盤とした教養セミナーとして神社の捉え方を切り口とした神旅®(かみたび)をマンツーマンで行なっている。政治家に向けても、選挙事務所の神棚の設え方セミナーを衆議院会館にて開催。行政向けの講演活動、作家としても活動しながら、神社を入り口とした地域おこしにも力を入れ、神田明神との共同事業も開催している。

龍神の運気に乗って成功するには、社会に対してどれだけの価値を提供したかで決まります。龍神は、あなたが社会にどんな価値を提供できるかを見ているからです。

龍の体は長さがある分、その背にたくさんの人を乗せることができます。

ですから、自分一人だけが成功するのではなく、周りの人たちもその背に一緒に乗せて巻き込んで成功できるわけです。この点が他の神様にはない龍神の特徴です。

まさに、「社会の利益になる」という感じです。

では、どうやって自分の価値を社会に提供していけばいいのか。

そこで意識してほしいのが、「私天命(してんめい)」と「公天命(こうてんめい)」という2つの天命です。

私天命とは、自分が「こうしたい」「これをやりたい」と個人的に望むことです。

「私」がやりたいことや好きなこと、時間を忘れてやっていることです。

一方、公天命は、「社会や世界があなたに求めること」です。

それは自分のやりたいこととは限りません。公天命を発揮できたら、しだいに活躍の幅が広がり、影響を及ぼせる世界が広がっていきます。

どんな人も、この2つの天命をもっていて、子ども時代から30代くらいまでは私天命に取り組みます。その後、だいたい35~40歳前後で、公天命を生きる流れが始まります。

あなたの私天命と公天命がどんなものか、なんとなくイメージできるでしょうか。

理解を深めるために、例を挙げてみましょう。