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ゼレンスキー大統領
ロシアによるウクライナ侵攻以降、国際社会では緊張が続いている。欧米諸国を中心に141カ国が国連総会での対ロ非難決議に賛同した一方、反対棄権に回った国が40カ国に上る(ロシア含む)など、世界の“非一極化”を露呈することになった。当然ながら、ロシアの侵攻は明確な国際法違反であり、国際社会はロシアへの圧力を弱めるべきではない。
一方、国際問題としてのウクライナ問題は、ロシアや東欧だけでなく、米国や中国、また、核やサイバー、最新兵器など多様なイシューを盛り込み、その様相は複雑さを増している。
そして、それはテロ・過激主義の問題も例外ではない。ロシアによるウクライナ侵攻が深刻さを増すに連れ、テロ・過激主義の視点からも懸念の声が拡がっている。