逆に外側のゾーンの刺激が多くなると、その衝動をにぶらせる働きが起こります。前頭骨の動きによって刺激された前頭葉からわいてくる、プライドや競争心。側頭骨の動きによって刺激された扁桃体で感じる、欲しい! という感情。これらがオーケストラのように融合して、ねたみという感情が奏でられていくのです。

 ここでねたみには、醜い感情というレッテルをはって、この感情を封じこめると、からだは、さらにねたみを強く感じさせるためのゆがみをつくります。

 次は、ねたみと「鼻炎」のメカニズムについて解説します。

ステップ2:
ねたみの対象を意識させる
鼻炎と骨のあいだの痛み

 ねたまない努力をはじめると、ねたみの対象から目をそむけさせないようにするためのゆがみを生じさせます。つまり、ねたみの感情を封じこめるため、対象を意識しないようにしている努力を、からだが妨害するのです。

 対象を意識しないように、対象とはまるっきり異なるジャンルのことをやろうとすると、鼻炎になりやすくなります。鼻炎になると、いつも頭がモヤモヤするので集中できず、また楽しくありません。

 そして、対象を意識してねたんでいるあいだは、鼻の通りもよくなり、集中できる状態をつくります。そのしくみを紹介しましょう。

◎鼻炎をもたらす前頭骨のゆがみ
◎鼻炎をもたらす前頭骨のゆがみ

 まず、前頭骨をゆがませます。前頭骨(おでこの骨)の形には大きな個人差があります。もともとおでこに丸みがある人や、眉毛のところだけちょっと出っ張ったサル顔の人などなど。そのすべての人が、前頭骨のゆがみをかかえているとは限りません。

 おでこの骨(前頭骨)が、プニッとなる状態が正常範囲を超えているときは、肩甲骨と肩甲骨のあいだの背骨をさわると、痛みが走ります。この痛みについては、あとで解説します。