30代のビジネスパーソンが一歩抜きんでるための秘策は「ギャップ力」「すき間力」にあった!できるビジネスパーソンとして組織に必要とされ、大きなプロジェクトに抜てきされる人材になるべく、この2つの力を磨くべし。日本テレビで数々の人気番組を生み出した敏腕プロデューサーが伝授する。(株式会社アブリオ代表 三枝孝臣)
30代で身につけたい
「ギャップ力」と「すき間力」
僕は2015年に日本テレビを退職するまで「DAISUKI!」「THE夜もヒッパレ」「さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマス」「シューイチ」「ZIP!」など、数々の番組の立ち上げに携わってきました。また、編成担当としても、どんな番組が今の世の中に求められ、どんなキャスティングをすれば番組を成功に導けるかを常に考えていました。
日本テレビを退職した後は、同期でもあったLINE元社長の森川亮君と「C Channel」を起業し、動画コンテンツに関わる仕事を続けてきました。
そうした中で、僕が仕事を進めるにあたって一番大事にしてきたのが、プロジェクトリーダーに誰を抜てきすれば良いかということでした。例えば番組の顔であるMCがその最たる存在です。
それは、バラエティーであれ、情報・ニュース番組であっても同様です。僕は、2011年当時、総合プロデューサーとして新しい朝の情報番組「ZIP!」で、関根麻里さんや桝太一さんを抜擢しました。
なぜ彼らに総合司会を務めてもらったのか?
それは、二人の持つ2つの力に注目していたからでした。それは「ギャップ力」と「すき間力」です。
聞いたことがない言葉だと思いますが、僕が考えた造語です。皆さんも、できるビジネスパーソンとして組織に必要とされ、大きなプロジェクトに抜てきされる人材になるべく、この2つの力を磨いてほしいのです。