洗面台の掃除写真はイメージです Photo:PIXTA

「何でも出しっぱなし」が長く続くと
片づけの問題点がわからなくなる

 スキンケアに熱心だったり、アイメイクにこだわりがあったり、アクセサリーが好きだったり…。洗面台は、その家に暮らす人の個性がはっきり表れる場所です。「よく使うモノはすぐ取れるようにしておきたい」という考えも間違いではありませんが、こまめにしまう習慣がない人は、「使わないモノ」まで洗面台に放置しやすい傾向があります。

 洗面台を今よりもっと使いやすくしようと思うなら、大きさや収納キャパシティーにかかわらず、やるべきことはひとつ。「今使っているモノ」を、使った後で戻しやすいように、「場所取りし直す」ことです。

 これは、私が『家じゅうの「めんどくさい」をなくす』という本で、しまう手順のポイントとして解説していることです。家のどの収納にも当てはまるのですが、特に洗面台は限られたスペースゆえ、この作業の精度を上げることがマストといえます。

 しかしながら、使い慣れた場所ほど「今使うモノ」と「戻しやすさ」に気づくのが難しい。そこで今回は、知らず知らずに陥っている「5つのNGアクション」とその解決方法をガイドします。