建材のオンライン市場サイトを運営する米マテリアル・バンクの1億7500万ドル(約228億円)の投資ラウンドを、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントが主導している。不動産セクターでのブルックフィールドの大きな存在感がマテリアル・バンクに恩恵をもたらす見通し。フロリダ州ボカラトンに本社を置くマテリアル・バンク(正式名称はマテリアル・テクノロジーズ・コープ)によると、同社は建築・デザイン・建設用資材のサンプルを提供する市場サイトを運営し、約9万人のユーザーとサプライヤーの橋渡し役となっている。ユーザーは資材サンプルの検索・注文が簡単にできるほか、サンプルを翌日に受け取れるという。