米IT(情報技術)業界の代表者らは今週、連邦議会を訪れ、米国が高技能移民の受け入れを拡大しない限り、リモート勤務の加速によってソフトウエア開発やその他IT職が一段と国外に流出しかねないと訴える意向だ。業界団体テクナが行った雇用データ調査によると、IT業界のリモート職は2020年1月~22年4月までの間に420%余り急増し、コロナがそれを後押ししたことを示している。2月のIT職求人全体に占めるリモート職の割合は22%と、2020年1月の4.4%から大幅に上昇している。
米IT業界、リモート職の国外流出に警鐘
移民制限やリモート勤務の加速でアウトソーシング化が進む可能性
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