ライバルより勝っている所(強み)を見つけるための、
8つの参考キーワード

 ライバルより勝っている所(強み)を見つけるための、8つの参考キーワードは次の通りです。

 1.素材(材質・内容)
 2.技術(作り方・やり方)
 3.人(作った・やる人)
 4.所持(道具・仲間)
 5.ルート(仕入れ)
 6.使い道
 7.対応(フォロー)
 8.特典

 例えば、【1.素材(材質・内容)】の参考キーワードからは、商品の材質やサービスの内容でライバルよりも勝っている所(強み)はないかを考えます。

 例えば、ライバルは外国産の小豆を使って作っているけれど、自分の所は国産の小豆で作っているのであれば「国産の大豆」と書き出します。

 【2.技術(作り方・やり方)】の参考キーワードからは、商品の作り方ややり方など技術でライバルより勝っている所はないかを考えます。

 例えば、ライバルが2回しか塗装しないところ、自社では4回塗装しているのであれば「4回塗装」と書き出します。

 このように、一つ一つの参考キーワード(質問)を見ながら、当てはまることがないかと考えていくのです。

 参考キーワード法を上手く行うポイントは、使えるか使えないかを考えながら行うのではなく、とにかく思いついたこと、閃いた事をどんどん書き出す事です。

 なぜなら深く考えてしまうと思考が止まって、出てこなくなってしまうからです。

「これは本当にライバルより勝っている所(強み)なのか?」というのは、参考キーワードを見ながら一通り書き出した後に精査すると良いと思います。

 書き出す際は、人は空白があると埋めたくなるという心理があるので、マンダラ広告作成法シートの様にマスを書いて、そこに書き込むようにすると、より閃きやすくなります。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。