「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【正解ってなに?】新しい「発想」が生まれる「正解」の出し方Photo: Adobe Stock

9割の人が思いつく思考でいいのか?

 さて、皆さんに挑戦してほしい問題があります。

 下の問題を見て、どれか1つだけ違うものを選んでください。

 じっくり見て考えてはいけません。「パッと見て、すぐ答える」。ゆっくり考えたら意味がありません。ゆっくり考えれば、誰でもわかる問題だからです。

【正解ってなに?】新しい「発想」が生まれる「正解」の出し方

 なお、今回本書で用意した答えは、「ゆでたじゃがいもをバターを入れてつぶす」です。ほかの4つは包丁を使うから。答えを聞けば、誰もが納得するでしょうが、『1分間瞬読ドリル』は、答えが1つとは限りません。もっと発想力を高めていきましょう。

 では、他にどんな答えが考えられるか?

(セミナーでは、実際にその場で答えてもらいました。以下、回答例です)

「魚を3枚におろす」。3つになるから。
「りんごの皮をむく」。りんごだけ、果物だから。
「ゆでたじゃがいもをバターを入れてつぶす」。じゃがいもとバター、2つ出るから。
「ゆでたじゃがいもをバターを入れてつぶす」。じゃがいもだけ、火を使っているから。
「魚を3枚におろす」。それ以外の作業は、(私は)上手にできるから。

 大事なのは、「一瞬で」自分で答えを決めて「理由」まで言うことです。

 みんなが思うであろう答えを言うことがいいのでしょうか。これからの時代、新しいアイデアを発想したり、人と違うことを思いつく力が必要だったりします。

 それをこのドリルで身につけてほしいのです。9割の人が思いつくことを言うのは、誰でもできる。そうじゃない答えと理由が出せるのか。『1分間瞬読ドリル』は使い方次第で、発想力を伸ばすことができるのです。ぜひ、一人でもいいですが、家族や友だち、同僚などとやっていただけると、きっと面白いことが起こると思いますよ。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』セミナーの著者の講演より一部抜粋し、記事にしたものです。