「六信」とは?

 六信は神・天使・啓典・預言者・来世・定命(ていめい)を信じることです。
神はYHWHアッラーフです。

 天使とはムハンマドに神の預言を託したジブリール(ガブリエル)。

 啓典とは神の預言を記したクルアーンです。

 預言者とはムハンマドのこと。

 そして来世とは、天国と地獄の存在を信じること。

 6番目の定命は、カルヴァンの予定説と類似しています。

 人が救われるか滅びるかは、あらかじめ神が決めているという考え方です。

 定命を信じるとは、そのような神の決定を信じて生きることを指します。

 この6つを信じることが信者には求められます。

 そして入信の儀式は「アッラーフが唯一の神であり、ムハンマドが最後の預言者です」と、信仰告白すればそれだけで誰でも信者になれます。

 極めて簡単ですね。