「売り上げを増やせ。利益は減らすな」「減益になりそうなので、マーケティングコストを削ろう」。こんな話をリーダーがしていたら、その組織はPL脳に侵されています。特集『ファイナンス思考』第5回は、PL脳に欠けている3つの視点を解説。キャッシュ、資本コスト、事業価値をどのように考えるのか。ファイナンス思考を軸に長期成長を実現する戦略の描き方が分かります。

今回の動画で学べるTOPIC
・「ファイナンス思考」と「PL脳」3つの決定的違い
・PL脳の弊害…最悪の場合、会社が「突然死」
・PL脳が未来の成長にブレーキをかける本質的理由

朝倉祐介(あさくら・ゆうすけ)
シニフィアン株式会社共同代表
兵庫県西宮市出身。競馬騎手養成学校、競走馬の育成業務を経て東京大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。東京大学在学中に設立したネイキッドテクノロジーに復帰、代表に就任。ミクシィ社への売却に伴い同社に入社後、代表取締役社長兼CEOに就任。業績の回復を機に退任後、スタンフォード大学客員研究員等を経て、政策研究大学院大学客員研究員。ラクスル株式会社社外取締役。株式会社セプテーニ・ホールディングス社外取締役。Tokyo Founders Fundパートナー。2017年、シニフィアン株式会社を設立し現任。著書に『論語と算盤と私』(ダイヤモンド社)『ファイナンス思考』(ダイヤモンド社)『ゼロからわかるファイナンス思考 ~働く人と会社の成長戦略~』(講談社)がある。