米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は9日間にわたりツイッターへの投稿を控えている。440億ドル(約5兆9800億円)でツイッター買収計画を進めようとしている中、この沈黙は過去約5年間で最長だ。マスク氏が最後にツイッターに投稿したのは6月21日だが、これだけ長期間にわたりツイートしないのは2017年10月以来。ウォール・ストリート・ジャーナルによる分析によれば、頻繁にツイートすることで知られる同氏が6日以上にわたり投稿しないのも18年1月以来となる。テスラに加えて宇宙開発ベンチャーのスペースXも経営する同氏がなぜツイートを控えているかは明らかになっていない。同氏は長年にわたり、スペースXによるロケット発射から米国の政治に関する意見など、さまざまなテーマについてコミュニケーションを取る場としてツイッターを利用してきた。