米労働省が8日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月比37万2000人増と、エコノミスト予想の25万人増を大きく上回った。失業率は4カ月連続で3.6%にとどまった。景気の先行き不安が出ているにも関わらず、企業は引き続き雇用拡大を急いでいるようだ。飲食店の採用増などを背景に、娯楽・ホスピタリティー業界の就業者数は6万7000人増加した。