低木や赤い岩石に囲まれた西オーストラリア州の人里離れたこの地で、世界第2位の鉱山会社リオ・ティントが同社としては技術的に最も進んだ鉄鉱石鉱山を開発した。ただ、新しいハイテク事業に従事する労働者を見つけることは難題だ。オートメーションは鉱山会社の事業効率化を助け、新型コロナウイルス流行に伴う混乱を避けるのに役立った。国境が突然封鎖されたことで、それまで遠くから空路で出稼ぎに来ていた労働者が働けなくなった。しかし、事業を円滑に運営するために依然として多くの人員を必要とするこの業界は、より広範な労働者不足に直面している。鉱山会社の投資は問題の解決にほとんど役に立っていない。
ロボット導入進む鉱山、足りない労働者
安全性と効率性が向上する一方、デジタル人材争奪コストは増加
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