7月30日放送のKTV「土曜はナニする!?」の10分ティーチャーには、4月に出版した「人生が変わる 紙片づけ!」が話題の著者・石阪京子先生が出演。石阪先生の指導のもと、紙を片づけて“本当に”人生が変わったご家族のビフォーアフターに、スタジオも騒然となりました! さらに、毎日、怒涛のように家に入ってくる紙の、シンプルな片づけ法則に共感の声も。紙を片づけられない人は「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」など、様々な局面で損をしています!「もっと早く知りたかった!」と大反響の、片づけアドバイザー・石阪京子先生の最新刊「人生が変わる 紙片づけ!」から、大事な部分をご紹介します。

【KTV・フジテレビ系「土曜はナニする!?」で話題沸騰】<br />知らないと大損する!?<br />「紙片づけ」の方法とは?Photo: Adobe Stock

「紙片づけ」をするとお金が貯まる

「紙片づけ」がなぜ大事かと言えば、紙は「財産」に直結するからです。「使おうと思っていたクーポンがどこかに行ってそのまま期限切れに」「控除の紙が見つからずに税金をたくさんとられた」など、「紙」が見つからずに損をした経験のある方もいらっしゃいますよね。

 一方紙をちゃんと片づけられるようになるとお金がたまります。

 番組で紹介した長谷川さんご一家は、片づけ後、お金が貯まるようになり、4年後にマイホームを購入されました。

 生徒さんの中には、紙片づけをして、保険金2000万円を見つけた方もいらっしゃいます。とにかく、紙を把握できていないのは、お金を把握できていないのと一緒。だから、紙の片づけは、モノの片づけよりも、大きく人生を左右するのです。

紙は9割捨ててOK、大事な1割だけをファイリングする

 ところが、みなさん「紙」の片づけは「モノ」よりも難しいと思われています。要・不要の判断がすぐにできないからです。それで判断を後回しにしてとりあえず取っておくと、本当に大事な紙が埋もれて失くしてしまうという失敗につながります。でも、実は、番組でも申し上げた通り、家の中に入ってくる紙の9割は必要ありません。

 私の「紙片づけ」メソッドでは、家に新しく入ってきた紙は、

①すぐに捨てる
②確認して捨てる
③データ化して捨てる
④ファイリングする

 の4つに分類します。

 番組の中では「古い旅行雑誌、スーパーのチラシ、取扱説明書の、どれを捨てていいでしょうか?」というクイズがありましたが、正解は「全部捨ててOK」でしたよね。

 古い旅行雑誌は、「情報」が古いからすぐに捨てていい(①)。チラシもみて理解したら取っておく必要はありませんね。取扱説明書は、この連載でも説明した通り、トリセツというアプリがあるので、そちらでOK(③)。

 皆さんがよく悩まれる金融機関からのお知らせはすべてが大事なわけではなく、中身を確認して、ただの「お知らせ」であれば捨てて大丈夫です(②)。

 結局、④にあたる「残してファイリングする」1割の紙がどれなのかを見極めるのが大事なのです。そして、残すと決めたものは、「暮らし」「健康」「教育」「マネー」「取説・保証書」「未処理」の6つのボックスを作って管理していきます。

 何を残して何を捨てるか。また、残した紙はどのボックスに分類するか? などの具体的な例や詳細は「人生が変わる 紙片づけ!」に書いております。ぜひ、ご参考にしてみてください。