フジテレビの「ノンストップ!」で紹介されて大反響の、カリスマ片づけアドバイザー石阪京子先生の最新刊『人生が変わる 紙片づけ!』。「心豊かになるシンプル生活」を目指すときに、一番の難関となるのが、家の中に散らばる「紙」。モノのように自分で選んで買ったわけでもないのに日々入ってきて増殖し、「好き」「嫌い」で要不要の判断もできません。「ノンストップ!」のスタジオでも、「紙」の片づけの難しさに出演者から大共感の声があがりましたが、実は「紙」の片づけは、ノウハウさえわかれば、簡単だと石阪先生は言います。番組でも紹介された、家の中の「紙」が簡単スッキリ片付く石阪流「紙片づけ」メソッドの基本を、本書から紹介いたします。
ほとんどの紙は捨てて大丈夫!
たいていのおうちは、「紙」があちこちに散らばっています。番組にVTRで登場された山本さんのおうちも、「紙片づけ」をされる前は、重要な書類も不要な書類も、いろいろな収納場所に置かれていました。
でもそうすると、どこに何があるか分からなくなり、「大事な紙」や「締め切りのある紙」が紛れて、探すのに時間がかかったり、あるいは失くしてしまったり‥‥ということになりがちです。頭の中もごちゃごちゃし、覚えておかなければと思うと頭の中が忙しくなります。毎日のイライラや不安の元凶は、「紙」が片付いていないことであることが多いのです。
まず、紙片づけの第一歩は、不要な紙を残さないことです。石阪メソッドでは、家に紙が入ってきたら4つに分類します。
①すぐに捨てる
②確認して捨てる
③データ化して捨てる
④ファイリングする
どういった「紙」が上の①~④のどれにあたるのかは「人生が変わる 紙片づけ!」で詳細にご説明していますが、家に入ってくる紙のほぼ9割は、捨てられると思ってよいでしょう。
そして、捨てずに取っておいてファイリングする紙(④)は、
「金目の紙」と「その紙自体を使う目的がある紙」だけです。
具体的には
●「金目の紙」とは、年末調整に必要な紙、確定申告に必要な紙、保証書、クーポン……など
●「その紙自体を使う目的がある紙」とは、願書、月謝袋、感染症の治癒証明書、入校証、健康診断の申込書……など
です。