「モノ」の片づけ方について書いた本はたくさんありますが、人生により大きな影響を与えるのは、実は「モノ」よりも「紙」の片づけです。紙は財産や信用に直結するからです。
それなのに紙は、毎日、怒涛のようにくるので、瞬時に大事かどうか判別できません。金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。いったい、どれが重要で、どれを捨てて、どう整理すればよいのか? これが分からないばかりに、「とりあえず取っておく」と、「肝心な時に出てこない」「いつの間にか期限が切れていた」「大事な書類を失くして、お金や信頼を失くす」などの悲劇が起こります。一番大事なのに、今までなかった「家の中の紙・書類の片づけ方」を書いた、片づけアドバイザー・石阪京子先生の最新刊「人生が変わる 紙片づけ!」から抜粋してご紹介します。