ドリームコンサートは出演アーティストのファンが事務所公認で横断幕を作り、応援合戦的な要素も見どころのひとつでしたが、今回はコロナ禍にデビューしたグループが多かったせいかファンの動員数に多少の偏りが……。結果トリを務めた7人組ボーイズグループNCT DREAMのペンライトで会場はほぼ一色。韓国では4月18日に社会的距離確保措置が解除され、マスク着用を条件に声援や合唱が解禁になったため、日が沈み、今回唯一のソロ歌手イ・ムジンが歌い始めると会場が大合唱に包まれ、観客のボルテージも一気に加速。アーティストも数年ぶり、もしくは初めての野外フェスに、最高潮のパフォーマンスを披露しているように見えました。

 コロナ禍でオンラインのコンサートにすっかり慣れてしまいましたが、今回オフラインの醍醐味を思い出し、K-POPの生の迫力を目の当たりすると、気楽に渡韓できない現状にあらためてイライラしました。1日でも早く韓国でのヲタ活が自由にできることを願うばかりです。

 韓国は前回のレポート後も新規陽性者1万2693人、死者18人(7月11日時点)と依然増加傾向。規制の緩和や外国人観光客の受け入れ再開などが多少影響しているのかもしれません。

 次回はウィズコロナ、ポストコロナに向けた新しい韓国旅行を提案します! お楽しみに!