フェイスブックを傘下に持つ米メタ・プラットフォームズが27日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、初の減収となった。マクロ経済の逆風やTikTok(ティックトック)など競合勢との競争激化が響いており、先行きについても慎重な見通しを示した。売上高は前年同期比およそ1%減の288億ドル。市場予想の289億ドルにわずかに届かなかった。売上高が前年同期を割り込むのは初めて。フェイスブックのデーリーアクティブユーザー数(DAU)は197万人に増えた。3カ月前は196万人だった。減少が見込まれていた市場予想に反して伸びた。メタの純利益は67億ドル。2012年10-12月期以来となる3四半期連続の減益となった。