米コロラド州デンバー郊外に住むウィリアムズさん夫妻は最近、つい数年前なら極端に思われたであろう決断をした。クリスタルさん(33)とブライアンさん(29)は愛車を処分し、それぞれeバイク(スポーツタイプの電動アシスト自転車)に乗り換えた。ブライアンさんは平日の毎日、大学まで往復約29キロの道のりを自分のeバイクで通っている。自転車の経験が浅いクリスタルさんは週に2、3回、デンバー中心部の職場に行くときのほか、用事や外出の際に使っている。地元のeバイク専門メーカーで組み立てられたカスタムモデルが、今や彼らの唯一の私的な移動手段となっている。「ガソリン価格が高騰し、テスラ車を待つほどの時間はないため、車を下取りに出して、電動アシスト自転車を手に入れることにした」とクリスタルさん。
米でeバイク急増 ガソリン車から乗り換え進む
ベビーブーマーの趣味からZ世代の移動手段に
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