米連邦捜査局(FBI)が8日にドナルド・トランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」を捜索した背景には、今年に入り国立公文書記録管理局(NARA)が十数箱分のホワイトハウスの資料を回収したにも関わらず、現地にはまだ多くの機密情報が残されていると疑われていたことがある。事情に詳しい関係者らが明らかにした。  今回行われた法執行機関による異例の対応の2カ月前、ホワイトハウスから持ち去られた可能性のあるセンシティブな資料に関しより多くの情報を得るため、機密情報捜査担当者を含む司法省関係者らはフロリダ州パームビーチにあるマールアラーゴを訪問していた。