米当局が中国・新疆ウイグル自治区での人権侵害に対する強い姿勢を示す中、米国の太陽光発電業界は新たな混乱に見舞われている。太陽光パネルに不可欠な部品の世界全体の供給量のうち、約半分は現地で生産されている。  米税関・国境警備局(CBP)が新たな法律を執行する中、業界幹部やアナリストらによると、世界最大手を含む複数の中国の太陽光パネルサプライヤーはここ数週間、米国向けに出荷した商品の差し押さえや返品にあっている。  混乱がどの程度まで広がるか現時点で判断するのは難しい。