小さな会社や個人商店が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかると好評だ。本連載では、同書より一部抜粋、加筆して特別に公開します。

【なぜ1人ビジネスを成功させたければ「A4」1枚チラシを作った方が良いのか?】(2)積極的に情報を伝える事ができるPhoto: Adobe Stock

ネット広告は年々広告単価が上がっていて、
一人ビジネスには使いにくい

 1人でのビジネスを成功させたければ、まずは「A4」1枚チラシを作ってみることをおススメしています。

 一体、なぜなのか? それは、積極的に情報を伝える事が出来るからです。

 詳しく説明しましょう。

 1人でビジネスを行う際は、ホームページ、ブログ、フェイスブック、ツイッター、ユーチューブ、インスタグラムなどなど、自分のメディアを持つと良いと言われています。

 これらのツールは無料や低価格で作る事ができるので、1人でビジネスを行う人は、やらない手はないでしょう。

 しかし、これらのツールはどちらかといえば待ちのツールであり、認知度が低いうちはなかなか訪れてもらえません。

 もちろん、ネット広告等を使って訪れてもらう事はできますが、ネット広告は年々広告単価が上がっており、一人でビジネスを行っている人には使いにくくなっています

 そんな中、逆に年々単価が下がっているのが、「A4」1枚チラシの印刷代です。

 ネットで全国から印刷を受注する印刷会社が出てきたことにより、両面カラー印刷でもかなり安価に印刷出来るようになっています。

 つまり、1人でビジネスをする人でも、使いやすくなったのです。

チラシは、それ自体で情報を伝える事が出来るし、
ホームページに呼び込むツールとしても使える

 ホームページやSNSと違って、「A4」1枚チラシの場合は、こちらから積極的に情報を伝えることが出来ます。

 例えば、
 ・近隣にポスティングを行う
 ・新聞折込を行う
 ・知り合いのお店に置いてもらう
 ・異業種交流会で名刺と一緒に渡す

 などなど。

 例えば、名刺交換した時に「詳細については、後ほどホームページをみてください」というより、その場でチラシを渡して「こんなことをやっています」と伝えた方が、話が広がりやすいでしょう。

 チラシはそれ自体でも情報を伝える事も出来ますし、ホームページなどの待ちの媒体に呼び込むためのツールとしても使えます。

 1人でのビジネスを成功させたければ、チラシも上手く活用することをおススメします。

 もしどうやってチラシを作ればいいか分からない方は、マンダラ広告作成法で作ってみてください。興味を持ってもらえる「A4」1枚チラシの原稿が簡単に作れるでしょう。

岡本達彦(おかもと・たつひこ)
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。