「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
「親ガチャ」に続く強敵「会社ガチャ」
生まれる家や親を選べないことをカプセル玩具販売機「ガチャガチャ」にたとえて、「親ガチャ」という流行語が生まれました(2021年)。社会人になるまでは親に依存せざるを得ないので、「親ガチャ」からは逃げられません。「親ガチャ」から解放されるのは、経済的に自立した社会人になってからです。
就職して晴れて「親ガチャ」から脱出できたと思っても、サラリーマンには新たな「ガチャ」が立ちはだかります。就活生も気にする「配属ガチャ」です。会社にも本人にも適正が分からない以上、「配属ガチャ」は避けられません。
「配属ガチャ」だけではありません。サラリーマンは上司を選べないので、社長にならない限り「上司ガチャ」から逃れることができません。転勤がある会社では「転勤ガチャ」もつきまといます。給料も役職も会社が決めることなので、「給料ガチャ」「役職ガチャ」も漏れなくついてきます。
このように、サラリーマンは自由になる選択肢が少ないので、これら無数の「会社ガチャ」から逃れることは至難の業です。
「会社ガチャ」から逃れる3つの手段
では、サラリーマンは永遠に、「会社ガチャ」でがんじがらめなのでしょうか?
実は3つほど、逃れるすべがあります。1つは「転職」、1つは「独立」、1つは「稼ぎ口二刀流」です。
サラリーマンが真っ先に考えるのは「転職」です。新卒のときと違って、会社を見る目が養われていますので、ある程度の目星はつけられます。今の場所でくすぶり続けるよりも、いいご縁があれば転職するほうがましかもしれません。
とはいえ、転職後もサラリーマンを続ける場合には、「会社ガチャ」からは逃れられないので、根本的な解決策にはなりません。
その点、「独立」であれば、「会社ガチャ」とは完全に無縁になるので、スッキリします。しかしその一方で、独立には数多くの困難とリスクがつきまといます。その意味で、いきなり独立することは、現実的ではありません。
そこで、現実的な選択肢として急浮上するのが、「稼ぎ口二刀流」です。「稼ぎ口二刀流」とは文字通り、本業の他に2つ目の稼ぎ口を作る生き方です。
「ガチャ」を作る側にまわれ
本業については「会社ガチャ」から逃れられませんが、2つ目の稼ぎ口は自分の思い通りにできます。つまり、思い描いた通りの「ガチャ」を作れるということです。
人間社会では昔から、ルールや仕組みを作った人が勝ち組になってきました。資本主義社会とは、ビジネスを作った人が勝つ社会です。
そうであれば、「ビジネスガチャ」を作る側にまわればよいのです。「稼ぎ口二刀流」であれば、最小限のリスクで「ビジネスガチャ」という稼ぎ口を作れます。「ビジネスガチャ」には既に、「物販ビジネス」「賃貸ビジネス」「情報ビジネス」というフォーマットが用意されています。入門編⇒初級編⇒中級編⇒上級編という安全なルートも確保されています。
自作の「ビジネスガチャ」が成長すると、いずれは本業の稼ぎを凌ぐようになるので、「独立」も可能です。そうなれば、「会社ガチャ」から永遠に、おさらばできます。私自身も50歳で「会社ガチャ」からおさらばしました。
「税金ガチャ」からも自由になれる
「ビジネスガチャ」を自作すると、「税金ガチャ」からも自由になれます。なぜなら「ビジネスガチャ」では、サラリーマンと違って税金や社会保険料を源泉徴収されないからです。収入と経費を上手に管理すれば、納税額を最小限に抑えることが可能です。
なかでもお勧めなのが、プライベートカンパニーを活用する方法です。プライベートカンパニーを活用すると、サラリーマンには信じられないような異次元節税が可能になります。
「親ガチャ」も「会社ガチャ」も「税金ガチャ」もすべて他人が作った「ガチャ」です。他人が作った「ガチャ」が、居心地いいはずがありません。やはり「ガチャ」は、自作に限ります。一度きりの人生。自分だけの「ビジネスガチャ」を自作して、「会社ガチャ」と「税金ガチャ」とはおさらばしてみませんか?
**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。