片づけられない人たちの“最後の欠け込み寺”として有名なカリスマ片づけアドバイザー・石阪京子先生の『一回やれば、一生散らからない「3日片づけ」プログラム これが最後の片づけ!』は、在宅ワーク化や災害対策などの備蓄も必要となってさらにモノが増えがちなwithコロナ時代の家の片づけ方を書いた話題の書。本書のメソッド通りに片づければ最低3日あれば家一軒がまるごと片づいて、リバウンドしません。この連載では、本書の一部を抜粋しながら、石阪メソッドをご紹介します。
100万円以上損することも!
家を片づけるとお金が貯まる理由の一つに、家そのものがきれいになって、資産価値が上がるということもあります。
例えば浴槽に水を張ったままにしている方を時々お見かけします。洗濯で再利用したり、災害用だったり。でも、実はやめたほうがいいと思います。
私は不動産業の仕事もしておりますので、そのような浴室を見ることが多々あるのですが、常に湿気ているとカビだらけになり、査定に響くのです。100万円ぐらい損する可能性があります。
100万円は、洗濯で再利用して節約した水代に比べても大損です。災害用として水を保管しておきたいなら、ポリタンクを買ってベランダに置くことをおすすめします。
また、マンションの場合、フローリングのリフォームは、思いのほかお金がかかります。ジョイントマットを敷き詰めてチリや埃で傷だらけになると、大変な出費です。他にも、万年床で畳がカビたり、モノが多すぎて窓を開けられずに結露で壁が腐食したり。
家を片づけず、暮らしの土台を整えないまま放置していると、家の資産価値は下がる一方です。
*本記事は、「一回やれば、一生散らからない『3日片づけ』プログラム これが最後の片づけ!」から抜粋・編集したものです。また、金融機関や保険会社などの書類など「紙」に特化した片づけ方は、「人生が変わる紙片づけ!」でもさらに詳しく解説しております。