婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 人気マナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。そして、続編である『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』。これら2冊の書籍は、マナー講師として活動される中で「これはマナーではないのですが……どうすればいいでしょうか?」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを集めて紹介したものです。今回はそのなかから、感じのいい話し方について一部抜粋・再構成してご紹介します。
仕事を断りたいときは
すでにキャパオーバーなのに、上司に頼まれた仕事を断れない、という人は多いものです。
しかし、できないのに引き受けてしまっては、結局、自分も相手も困ることになりますから、正当に適切に断ることは双方にとって大切なこと。ただし、言い方には工夫が必要です。
「忙しいので、できません」
とはっきり言うのではなく、
「現在手いっぱいなので、ご相談させていただけますか?」
「重要な業務でミスはできないので、詰め込みすぎると不安です」
など、やる気はあるけれど状況的に難しいので解決策を相談したい、というニュアンスで伝えてみてはいかがでしょう。
いつでも自己犠牲の精神で「わかりました」と受け入れるのが育ちがいい人ではありません。
状況や、自分の考えをきちんと伝えられる人のほうが、信頼され、責任感のある人と評価されるでしょう。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』そして続編である『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を合わせて500個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!