中国は過去1年間の大半にわたり、不動産価格の急騰を抑えるとともに新型コロナウイルスの封じ込めを徹底するという習近平国家主席の「ダブル政策」下で苦闘してきた。だが目下、習氏はコロナ関連の制限の緩和に動き、不動産セクターへの締め付けを撤回することを示唆している。このダブル政策がもたらしてきた経済の痛みと市民のいら立ちを暗黙に認めた形だ。金融機関や政策立案に関与する関係者らに11日配布された通達によると、中国人民銀行(中央銀行)と銀行規制当局は、住宅需給を押し上げるための広範囲に及ぶ一連の措置を導入した。政策立案に関わった複数の関係者によると、これらの新たな措置は習氏が承認したもので、不動産開発業者の債務を抑制するためのこれまでに制限を一部撤回するとともに、資金難にある住宅建設業者への融資提供を許可している。
中国、不動産規制を緩和 景気押し上げへ
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