イーロン・マスク氏がツイッター社員に「激務か退職か」を迫る最後通告を送った後、社内では別離を告げる投稿の波が起きているようだ。ただ、どれだけの数の従業員が会社を去る決断をしたのかは不明だ。社員が夜中に送信されたマスク氏の電子メールを見たのは16日朝。会社にとどまるかどうかの回答期限は米東部時間17日午後5時となっている。マスク氏はメールで、退職を決めた社員には3カ月の手当てが支給されると述べていた。ところが、メールは詳細に乏しかったことから、退職手当てに法的な拘束力があるのか疑問視する声が上がった。ツイッターはその後、こうした社員の疑問に答える文書を配布。マスク氏のメールは会社による正式な通知であり、「これはフィッシング詐欺ではない」と注意書きが添えられていた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がメールの内容を確認した。