経営破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所のFTXの新経営陣は、存続可能な事業資産を売却するために投資銀行を雇った。また、現金残高のある口座が200以上あることが分かった。  ジョン・J・レイ最高経営責任者(CEO)が19日発表した声明は、資産回収の可能性について、同氏が以前に示した厳しい評価よりもやや楽観的なトーンが伺えるものだった。レイ氏は17日、40年間にわたる自身の企業再建のキャリアでFTXほどの惨状は見たことがないと指摘していた。