【ワシントン】米共和党のミッチ・マコネル上院院内総務(ケンタッキー州)は29日、ドナルド・トランプ前大統領が白人至上主義者のニック・フエンテス氏やラッパーのカニエ・ウェスト氏(イェに改名)と面会したことを批判し、トランプ氏の再選を阻む要因になりかねないとの見方を示した。  マコネル氏は記者団に対し、共和党は反ユダヤ主義や白人至上主義を一切受け入れないとした上で、「そのような見解を主張する人たちと会う人物が米国の大統領に選ばれる可能性は極めて低い、というのが私の考えだ」と述べた。  トランプ氏は今月に入り、大統領選への再出馬を表明した。