米アマゾン・ドット・コムは自社のウェブサービス事業にサプライチェーンマネジメント(SCM)サービスを加える。企業が工場から消費者への商品流通の管理強化に取り組む中、競争が激化しているテクノロジー分野に飛び込む。アマゾンはクラウドアプリ「AWSサプライチェーン」を立ち上げることで、マンハッタン・アソシエイツやブルーヨンダーといった、複雑化する貨物の流れや在庫需要をうまく調整するソフトのサプライヤーの仲間入りをすることになる。マイクロソフトはSCMソフトのプラットフォームを今月発表した。オハイオ州立大学フィッシャー経営大学院のテリー・エスパー准教授(物流学)は、事業運営におけるサプライチェーン技術への注目度は新型コロナウイルス禍の間に高まったと述べた。一連のサプライショックによって、順調なサプライチェーン運営をすることの威力が一層認知されたためだという。
アマゾン、サプライチェーン管理ソフトサービス開始
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